なぜエクドラ!は、欲望の魔人覚醒後の「〇〇のこころS装備時」に即時対応できたのか

ギガモンスター「欲望の魔人(覚醒)」の特殊効果には驚きました。
・バリゲーンのこころS装備時バギ属性ダメージ +10%
・グリザードのこころS装備時ヒャド属性ダメージ +10%
・????のこころS装備時メラ属性ダメージ +10%
・????のこころS装備時デイン属性ダメージ +10%

何ですか?これは!

以前、モヒカントの特殊効果(バッファロンのこころS装備時)に対応したのとはわけが違います。(その時の記事はこちら)

欲望の魔人(覚醒)は、こころの組み合わせに、特定のこころが存在するかどうかの判定に加え、特定のこころに対応する属性の武器であるかどうかの判定も必要ではないですか!さらに属性混合武器の場合は、それぞれの複数の属性を判定して、該当する属性部分のみダメージアップ計算しなければならないではありませんか!!例えば、「いなずまの剣」の「まとい三閃斬り」は「敵1体に威力120%のバギ属性斬撃ダメージと威力120%のイオ属性斬撃ダメージと威力120%のデイン属性斬撃ダメージを与える」なので、欲望の魔人(覚醒)とバリゲーンがセットされた場合は威力120%部分のバギ属性ダメージを10%アップ、今後登場するであろう最後の四天王????もセットされている場合は、加えて威力120%部分のデイン属性ダメージも10%アップさせる必要があるというわけです。こんな複雑な計算、どうやって実装しようかと、途方に暮れてコードを見てみたら、あらら、計算に必要な要素は、すべて変数として保有していました。懸念された属性混合も、しっかり配列で保有していたので、これはイケる!とコードを追加してみたのがこちら。

配列変数Zup(1to3)が、こころセットの合計属性ダメージアップ率でして、これを3回ループで回して、抱き合わせ条件に該当する属性だった時に10%を加算してやるだけです。エクドラ!は[A]のこころも計算しているので、[A]は除外する条件も入れています。これらの処理後、こころを最適な枠に配置する処理を経て、次の数式で火力スコアを計算しています。

あっという間に実装できてしまいました。さて、実際に正しく属性ダメージアップしているか、見てみましょう。

ヒャド属性体技の「ドラゴンキラー」の邪竜氷葬撃での結果がこちら。こころの特殊効果ヒャド属性ダメージアップは
・アームライオン(覚醒) 10%
・オルゴ・デミーラ(メガ) 7%
・ヒュンケル 7%
なので、しっかりと「欲望の魔人(覚醒)」と「豪氷天グリザード」の組み合わせによる、ヒャド属性ダメージアップ10%が反映しています!

それにしても運営さん、このスコアバランスは絶妙ですね。同時セット組み合わせ効果で、既存のこころセットよりダメージが大幅アップするのではなく、最強クラスのこころセットのバリエーションが増えたことで、「すばやさ」や「さいだいHP」等、他のステータスの選択肢が増え、より戦略の幅が広がったと言えるでしょう。

エクドラ!今後もできる限り早く、こころの特殊効果に対応していきたいと思います!

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